第6.5回公演「The Kitchen Show」
作・演出 平戸麻衣
公演写真はこちら
Story ―あらすじ―
1970年代のアメリカ、ニューヨーク。
下町にある大きなレストラン「Humpty」のランチは地獄を見るような騒ぎとなる。
下働きのメイドたち、厨房のコックたち、給仕をするウェイターたちは
今日もランチに備えて戦々恐々としている。
【1st dish メイドの7時間戦争】
午前5時。下働きのメイドたちがレストランの地下の野菜部屋の明かりをつける。
これからランチのピークまでの7時間、ひたすら野菜や魚や肉の下ごしらえをしたり、
仕入れ物を整理したりするのである。
メキシコから来たばかりのリタは文句を言いたい放題で仕事も真面目にしない。
古株となりつつあるポーラはそれが気に入らず、しょっちゅう文句に口を挟んで言い合いになる。
イルマには止められず、グラディスは止めず、アリは煽り立て、余計にひどいことに。
時間がどんどん過ぎてゆき、怒り心頭に達したポーラがリタに勝負を申し込む。
勝負と下ごしらえの行方はいかに？
【2nd dish 料理長VSパティシエの仁義なき戦い】
午前9時。厨房では各自が準備に取り掛かる中、デザート班長のモニカが料理長のフランクに詰め寄る。
デザートに使う果物とその日のソースが被っていたことを知らされていなかったという。
この二人は徹底的に反りが合わず、もはや他のコックたちも呆れ顔。
ターニャはフランクに口負けしたモニカをなだめるが、怒りは収まりそうにない。
そこへ我関せずと働いていた肉切りのリーがオーブンがすす払いで使えないことを伝えにくる。
オーブンを使わずにランチは出せない、と絶体絶命のフランクに
デザート班用のオーブンを貸してくれるよう頭を下げろと勧めるジャン。
果たしてランチは無事に出せるのか？
【3rd dish 猟奇的な給仕カップル】
午前11時30分。いよいよランチ戦争に突入する時間。
給仕係は客の迎えに給仕に余念がないが、給仕長ディミトリィとウェイトレスのマギーの
朝からのケンカのせいでチームワークがなかなかうまくいかない。
料理出し場でソフィとエドがケンカの様子を噂する間にもどんどん忙しくなっていくレストラン。
ついに言い争いの勢いでマギーが店を飛び出してしまう。
仕事の早いマギーがいなくなったせいで、次々と舞い込むオーダーに困り果てるディミトリィたち。
ランチの時間は無事に乗り切ることができるのか？
Cast −出演者−
上の画像をクリックすると、キャストコメントが表示されます。
What's ko-cabo? ―小caboプロジェクトとは？―
ミュージカルユニットcaboが公募によって集まった一般参加者と共に
ワークショップ形式でオリジナルミュージカルを作るプロジェクト。
「ミュージカルをつくる楽しさをたくさんの人と分かち合いたい」という思いから2009年始動！
Date,place −日時・会場−
2009年
【11月14日（土）】13：00− 16：00−
【11月15日（日）】13：00− 16：00−
前橋中央通り テオトール劇場（旧国際交流広場）
