キャストコメント




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青崎林太郎役 伊藤藍

こんにちは。
ゆびきりでも しようか。
で、お馴染み、青崎林太郎 こと 伊藤藍です!!

紅鴉をご覧くださった方々、本当に本当にありがとうございました!!!!
カボ的にも、個人的にも、初めて尽くしの公演でありました。
着物とか、血とか、カラスとか、竹とか、蔵とか、ジャパニーズロックとか、主役とか、腕とか、推理とか、殺人とか、…
全てにおいて楽しかった!!全てにおいてありがとうございました!!

ここで白状します。
最後まで、千秋楽までどーしてもつかめなかった台詞がありまして…
それはずばり、

「ワカメとタラオは?」

あ〜!!これだけはくやしい!!!全国のサザ〇さんファンに謝ります。
次回、もし、もし、万が一、再演なんてことがあったならば、次は必ず笑いを勝ち取ります!!!

え?何?信じられないって??
そんな…じゃあほら、

ゆびきりでも、しようか。

お後がよろしいようで。


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赤坂田鶴役 山田絵未里
『紅鴉』を応援してくださった全てのみなさま、誠にありがとうございました!
この田鶴、赤坂家を取り仕切っていた者としては、この家を取りまくドロドロとした因縁のようなものが、
みなさまに刺激を与えることが出来ていれば、幸いでございます☆
 
 
田鶴…悪女で毒婦で芸子あがり。とっても楽しかった〜♪もちろん、苦しみましたが(^o^;
田鶴のキャラが悪くなればなるほど、どんどん楽しくなっている自分にビックリ!?
私の中に潜んでいたものが出てきたか…(笑) 
 
そして何より、『紅鴉』のお色気担当としましては、
所作と自慢の首筋(?)を少しでも美しくお見せ出来ていたら、何よりです!
第二回公演『青散る』の終演後、次に和物が来たら、所作を頑張ることを誓ったことが懐かしいです(^-^)
今回で着物の美しさや所作の大切さがとってもよく分かりました☆着物って、やっぱりいいですね♪
 
田鶴と言ったら「や〜めた♪」。
このセリフを封印するのは寂しいです(T_T)
真似してくださったみなさま、ありがとうございました(笑)
 
 
では、またどこかでお会いできる時まで…ちょいと、お待ちくださいましね♪
あなたのお家のどこかで、盗み聞きしてるかもしれませんよ…ウフフフフ(´ψψ`)


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赤坂紀和役 清水由季
最初に設定を聞いて、「女学生!はいからさん!」と大好きな時代に胸ときめかせたのも束の間。
恐ろしい女でありました。
生形さん色々ひっぱたいてごめんよ。

紀和さんは赤坂ヒエラルキーの中ではザコキャラです。敵は強かった…。
例え演技だとしても、全員あんなにも恐ろしい目をした嫌ぁ〜な人間に豹変するとは…。
お金に関する揉め事は死んでもしたくないな、と思いました(笑)
いやしかし機会をいただければ、もいちど勝負を挑みたい。
二塁という名のリングで髪をとかしながら待ってます。
(注:今回の素敵な舞台は、野球のベースに見立て、一塁、二塁と呼んでおりました)


今回は桐生の方にもcaboの存在を知っていただけて、とっても嬉しかったです。
このメンバーで歌い踊ってミュージカルを作ること、刺激に満ちて心から楽しいです。そんな気持ちが伝わっているといいな。

たくさんの方にご協力いただき、出会った人たちの笑顔がカラスの羽音と共にまぶしく思い出される、
そんな夏の終わりになりました。

ありがとうございました。縁の下から愛を込めて。
あれは貴重な体験だった。


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赤坂千世役 生形理菜
蔵のおじさまたちにすっかり愛され、ここに就職したいなぁと思うほどでございました。
有鄰館の皆々様、そしてお客様、関わってくださったすべての方々、本当にありがとうございました!
気持ちが悪いと言われたくて、内へ内へと引きこもり、
ときには小さな婆の妖怪のようになりつつも試行錯誤してやってきました。
体中にあざを作りつつ…(笑)

そしてなんといっても今回は舞台美術に力を入れました!
タマや腕やお面や箱や…小道具の数々皆様に近くで見ていただきたかったな−
なんて。これからもカボの美術に誇りを持ってがんばりま−す!

ではでは!またね!


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緑水辰次役 山本美沙紀
すっかり肌寒くなりました。
せつない色をした空に秋を感じ、また時の流れの速さに気付かされます。
…夏が行っちゃいましたね。。。
…センチメンタルですね(笑)


紅鴉にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
そしてお世話になった皆様、本当にありがとうございました!
紅鴉、今じゃなんだか夢でもみていた様な、そんな感覚です。
時代を刻んだ不思議な蔵のせいでしょうか。

それにしても登場人物が濃かったですね。私、皆大好きです。
辰次さんなんか、今まで演じた中で『やってて楽しかった役ランキング』みごと1位獲得です。おめでとう!!
緑水辰次、まったく悪い男でしたよ。初めて演じる悪い人、実に楽しかった!
良く言えば、潔すぎるくらい潔い…?
辰次みたいな生き方もちょっといいなと思います。

キセルとか雪駄とか着物とか、愛着わいてまだ飾ってあったり。(笑)
私はやっぱり日本人なのです。日本にうまれて良かったと心底思います。
夏とともに紅鴉も去りゆきますが、またいつか彼等に会いたいです。
もう一度あの世界でお芝居したいなぁ。。。

なんかセンチメンタルになっちゃうのはやっぱり秋のせいですね。


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福田サザ江・磯野カツ代役 中澤典子
どうも!サザ江でございま〜す!サザ江、カツ代役の中澤です。
どうにもこうにも名前のインパクトが強く、カツ代さんの方がずっと出張っていたはずなのに、
終演後やアンケートでは圧倒的に「サザ江さん!」「サザ江さん!」とお声掛けしていただくことが多く、
改めて、国民的アニメの知名度の高さに驚かされる日々で…いや、そうじゃなくて!(笑)

新緑がまぶしい季節に始まったこの「紅鴉」。
いつの間にか梅雨が過ぎ、蝉が鳴き始め、夕立が晴れた頃には鈴虫が秋を告げておりました。
「紅鴉」の日々の思い出は、いつも四季折々の風が吹いていて、なんとも日本らしいものとなりました。

今回挑んだ一人二役。テンションの振り幅に翻弄されつつ、
こういう生き方出来たら楽しいだろうなとか、セリフ言いながら思ったり思わなかったり。
おどろおどろしくドっロドロの赤坂家の中で、
ちょっと小休止出来るような役どころになれればと思っておりました^^
しかしなんというか…この役を演じたことによって、
いつも近くで静かにそっとしている人ほど一番怖いんじゃないかと、ふと周りを見渡したい気分に…
ぞっとしますね!言っている側としては、大変気持ちの良い役でございました!(笑)

「それから世間もめまぐるしく〜♪」と歌い締めるこの作品ですが、
この作品を作っている間にも、現実の世の中では有名人が大きな事件を起こしていたり、政権が交代したり…
色んな事が起きました。それでも今も昔も変わらずカラスは鳴き続く。
この夏も、そんな色んなことの中に刻まれたでしょうか。
どこかでカラスが鳴いたら、この作品を思い出してもらえればと思います。
それでは、またぜひお会いしましょう!


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サヱ・カラス役 勝見由佳
温い風 茹だる熱 背筋も凍る何とやら…

caboの日本の夏作品第二弾は、かつみの苦手なコワい話。
作品を作っている間は徐々に麻痺していったのか、アノ腕を見てもいつの間にか平気になっていました。
が、前橋公演後caboにもお盆休みがありまして、そのちょっと長い休み明けにアノ腕を見たときは、驚くほどコワさを感じていました。
が、またその数日後には血を塗り直してたり…慣れってスゴイですね…。
にしても、そこかしこにびっくり箱を作るのは楽しい作業でした。
驚きやゾクゾク感に繋げるには…今まで考えたことなかったです。
初ミステリミュージカルでしたもの。いや〜楽しいものですね。お客になる自信はありませんが…(笑)

今回2役させてもらって、何がいちばん大変だったかと言えば、役の切り替えより速着替えですかね。
裏で何が繰り広げられていたかなんてお伝えできません(笑)
にしても、衣装が変われば自然に役が切り替わるものなんだなぁ〜、と今となれば感じます。
その場ではそんなこと考えてる暇はありませんでしたが。

選曲も振付も日本らしさとcaboらしさの歩み寄りとなり、かなり思い切った部分もあったのですが、
受け入れていただけたみたいでよかったです。
これからもこのよく分からぬ勘を頼りにしつつ、caboらしい作品作りに没頭していきたいです!


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脚本・演出 平戸麻衣
皆さま、caboの2009年度第一弾、紅鴉、いかがでしたでしょうか。

舞台というのは本当に面白いものです。
稽古の時の思いつきが本番で大成したのを見ていると、
「世の中のいろんなこともわりとちょっとした思いつきから出来てきたのかもしれないなあ」と
宇宙的なことを考えてしまったりします。

嘘を本当に魅せる役者と見せる裏方とのコラボは本当に楽しいです。
前回くらいから、作品と稽古中の役者のテンションは
不思議にリンクするものだなあと気付きだしまして、
それを観察するのも非常に面白いです。

え?それも見たい?
しょうがないなあ…
じゃ、DVDでお会いしましょう♪

音響・歌唱指導 天田有美
一時はどうなるかと思いました…なんていうのが嘘のような舞台でした。
客席のその後ろから見てて、何回も鳥肌がたちました。(最初のサザ江と林太郎のシーンとかも'笑)
千秋楽が終わった今も、虫の声を聞くと、
効果音♪虫の声ロング

やら

♪カアカアロング

などを思い出します。(一番のお気に入りは♪セミロング'笑)
 
季節の移り変わりを音で表現できる日本ってすばらしいなぁ…と思ったり。
そんな自然だったり、文化財だったり、広く永く伝えていかないとなぁ…なんて道徳の授業みたいな感想を持ちました。
caboもそんな風に愛され大切にされる存在になれますよう…☆彡がんばるぞー!!(´∀`)ノ


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